千葉大学大学院薬学研究院

植田圭祐助教

製剤研究は、薬を飲みやすく、体内で効果的に働くように工夫する分野です。薬物の安定性、吸収性を最適化し、有効成分の効果を最大限に引き出すための技術や方法を探求します。薬物送達技術や製剤の品質評価技術の開発を通じて効果的な医薬品製剤開発基盤の確立を目指しています。

最近関心を持っているテーマ: 薬物の“溶解”現象の理解、ナノ粒子製剤の形成機構
研究 / 人生におけるモットー: 継続は力なり

名前: 植田圭祐 / ウエダケイスケ研究者情報

部署: 千葉大学大学院薬学研究院

職名: 助教

キーワード: 液液相分離、脂質ナノ粒子、脂質製剤、ナノエマルション、ナノ粒子、固体分散体、固体NMR、NMR、物理薬剤、分子製剤学

関連ウェブサイト: 千葉大学大学院薬学研究院製剤工学研究室

所属学会情報

日本薬学会
日本薬剤学会
製剤機械技術研究会
日本DDS学会

報道出演関連 ・掲載一覧 ／その他

【メディア出演など】
＜web記事＞

2023年5月15日 PHYS ORG “Methylated Cyclodextrin Effectively Prevents the Crystallization of Supersaturated Drugs”
2023年4月25日 National Library of Medicine “Supersaturation maintenance of carvedilol and chlorthalidone by cyclodextrin derivatives: Pronounced crystallization inhibition ability of methylated cyclodextrin”
2023年4月25日 Science Direct “Supersaturation maintenance of carvedilol and chlorthalidone by cyclodextrin derivatives: Pronounced crystallization inhibition ability of methylated cyclodextrin”
2022年10月8日 Chem-Station 『医薬品有効成分の新しい結晶化経路を発見！』
2022年7月28日 exciteニュース『医薬品有効成分の新しい結晶化経路を発見!』

＜プレスリリース＞

2023年5月PR TIMES 『2016年発行の『難水溶性薬物の経口製剤化技術最前線』が普及版となり、2023年5月11日についに発売』
2023年5月 “Methylated Cyclodextrin Effectively Prevents the Crystallization of Supersaturated Drugs”
2022年7月『医薬品有効成分の新しい結晶化経路を発見！～医薬品開発における結晶化制御への新しい知見～』

【受賞歴】

2024年奨励賞　日本薬学会関東支部
2022年奨励賞日本薬剤学会
2015年奨励賞第32回製剤と粒子設計シンポジウム
2015年 Postdoctoral Presentation Award 第40回製剤・創剤セミナー
2015年最優秀発表者賞日本薬剤学会
2015年学長表彰千葉大学
2015年日本薬学会第135年会優秀発表賞日本薬学会
2014年日本薬学会第134年会優秀発表賞日本薬学会

【委員歴】

2023年製剤機械技術学会：第31回講演会実行委員
2022年 4th international symposium on BA/BE of oral drug products, 2022 実行委員
2018 – 2022年日本薬剤学会英語セミナー委員
2021年 APSTJ Global Education Seminar 2021 1 st 実行委員長
2021年第37回日本DDS学会学術集会実行委員
2017 – 2021年日本薬剤学会経口吸収FG 執行部
2019年日本薬学会第139年会組織委員

【書籍】

植田圭祐著「第3章 5 固体分散体の過飽和溶解」川上亘作監修『難水溶性薬物の経口製剤化技術最前線』シーエムシー出版 2023

【特許】

特許第7075585号『ナノ粒子複合体及びその製造方法』 2022
特許第6867035号『結晶質薬物ナノ粒子の製造方法』2021