千葉大学 大学院薬学研究院
小椋 康光 教授 / 薬学研究院長
ライフワークとして、生物は、なぜ生きていく上で金属を必要としているのか、生物が必要としている金属とそうでない金属との違いは何かなどの研究をしています。また、細胞の中には極めて微量の金属しか含まれていないので、金属を高感度に測定する分析法の開発も行っています。最近は、金属に限らず代謝物全般を分析しています。
最近関心を持っているテーマ:
生化学(Biochemistry)が生体内及び生命現象に関連する化学プロセスを解明する学問であるように、生物の死を起点とする化学プロセスの解明を屍化学(Necrochemistry)と定義して、個体の死後に起きる生体内物質の変換や、生前に摂取した医薬品や曝露された環境化学物質が死後にどのように変化(死後代謝)するのかといった法中毒学分野のテーマに挑んでいます。
研究 / 人生におけるモットー:
Successus mater successus majoris. (成功は、より大きな成功を生む。ラテン語)
趣味 / 休日の過ごし方など: バイク、パズル、激辛巡り