千葉大学 大学院人文科学研究院
私たちはみな自分の人生を気にして、〇〇したほうが(あるいはしないほうが)よいだろうかと考えながら生きていますが、このとき私たちは何を考えているのでしょうか。数学の問題を解こうと考えるときのように、人生も考えればよい答えが見つかるのでしょうか。私は、人生について〈考える〉とは何なのか、何がどういう理由で〈よい答え〉とされるのか、そういうことに西洋哲学・日本哲学・科学哲学・応用倫理学の観点から取り組んでいます。
千葉大学は、2024/1/19(金)に国際会議 ‘Humanities in the Age of Space Exploration ―宇宙開発の時代の人間観と人文科学のこれから―’ を開催いたします。
これからの宇宙開発とそこに生きる人間のあり方を哲学・倫理学・法学・政治の観点から検討し、それらの考察を通じ、これからの宇宙開発に対する人文科学のあり方についても論議致します。皆さまのご参加をお待ちいたしております。
イベント趣旨・紹介
現代の技術開発に伴い、様々な国や分野における宇宙開発が進展し、宇宙旅行や居住がますます現実味を帯びています。本会議では、宇宙資源法の成立に中心的な役割を果たし、現在は⾃由⺠主党宇宙・海洋開発特別委員会事務局⻑を務める小林鷹之衆議院議員もお招きし、千葉大学の研究者をはじめとした国内外の専門家が、一堂に会する会議を開催いたします。JAXA、イギリス、フィンランド、ポーランドからの研究者と共に、哲学、倫理学、法学、政治学、そして園芸学など、異なる学問領域を横断したアプローチにより、未知の未来に向けた洞察を深めることを目指します。皆さまのご参加とアクティブな議論を期待しております。お忙しい中かとは思いますが、ぜひご参加いただき、宇宙開発と人間の新たな展望について一緒に考えていきましょう。
講演者
小林鷹之 (衆議院議員)
Anthony Milligan (King’s College London, UK)
高橋秀幸 (千葉大学大学院園芸学研究院)
Konad Szocik (University of Information Technology and Management in Rzeszow, ポーランド)
伊勢田哲治 (京都大学大学院文学研究科)
Oskari Sivula (University of Turku, フィンランド)
竹内悠 (宇宙航空研究開発機構: JAXA)
Mikko Puumala (University of Turku, フィンランド)
Jasmin della Guardia (千葉大学大学院人文公共学府)
世話人
立花幸司(千葉大学大学院人文科学研究院)
プログラム概要
プログラム名:
Humanities in the Age of Space Exploration ―宇宙開発の時代の人間観と人文科学のこれから―
日時: 2024年1月19日(金) 12:50-18:20
会場:千葉大学西千葉キャンパス (〒263-8522 千葉県千葉市稲毛区弥生町1-33)
人文社会科学系総合研究棟2階 マルチメディア会議室
対象:宇宙開発に関心のある方ならどなたでも
言語:英語
定員:80名
参加費:無料
応募方法:下記サイトからご登録ください。
応募締切日: 2024年1月18日(木)
注意事項: 詳細についてはこちらをご覧ください
お問い合わせ:千葉大学大学院人文科学研究院 立花幸司
Email:koji.tachibana@chiba-u.jp