エコチル調査千葉ユニットセンター・千葉大学予防医学センターの山本緑助教、森千里教授、エコチル調査の協力医療機関みやけウィメンズクリニックの三宅崇雄氏らの共同研究チームは、エコチル調査の母子のデータを用いて、生殖補助医療により生まれた子どもの3歳時点の神経発達について解析を行いました。その結果、生殖補助医療やその他の不妊治療により生まれた子どもは、自然妊娠により生まれた子どもと比べて、発達の遅れの頻度が高くなっていましたが、ほとんどの場合、生殖補助医療技術そのものに起因するのではなく、両親の年齢など不妊にかかわる要因と多胎妊娠(双子や三つ子)が関係している可能性が示されました。
本研究の成果は、令和4年4月12日付で学術誌” Reproductive Medicine and Biology”に掲載されました。
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