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千葉大学 国際高等研究基幹 / 環境健康フィールド科学センター
研究テーマは、自然環境や自然由来の刺激が人に及ぼす生理的影響の解明です。脳活動(近赤外分光法による前頭前野活動)、自律神経活動(心拍変動性による副交感・交感神経活動)、内分泌活動(ストレスホルモン濃度)等を計測することで、自然がもたらす生理的リラックス効果に関する科学的データの蓄積を進めています。
最近関心を持っているテーマ:
個人差の解明:自然がもたらす生理的リラックス効果には、個人差があります。個人差は、様々な分野で解明すべき課題として注目されていますが、研究は進んでいません。個人差の解明を目指して、アプローチ法を含めた科学的エビデンスの蓄積を進めています。
高ストレス者への適用:これまでの研究においては、健康な20歳代の男女を主な対象としてきました。今は、発達障害児やうつ病患者など、日常的に強いストレス状態にある方々を対象とした効果の解明を進めています。
研究 / 人生におけるモットー: 「俯瞰的に物事を捉えること」を心掛けています。
趣味 / 休日の過ごし方など: 娘との自然散策です。
千葉大学 大学院園芸学研究院
カーボンニュートラルの社会を実現するためには、緑が炭素を吸収する能力を正確に把握することが必要です。
私は、レーザーで取得できる3次元データを用い、緑の価値を定量化する研究を行っています。
緑の量や空間配置、生態系サービスでの機能を算出し、緑の価値を科学的に示す研究です。
最近関心を持っているテーマ: 緑が災害を受け入れ、災害をコントロールしている(森林火災の研究)
大規模な日本の森林を、より効率よく(さらに正確に)モニタリングする技術開発(森林内ドローン開発)
誰でも正確に緑の価値を評価できるようにする技術開発(市民参加、やi-Treeへの技術提供)
技術の市民化(inclusive society)
研究 / 人生におけるモットー: You can be the change which you would like to see in the world.(ガンジーの言葉)
あなた自身が、あなたが見たいと思っている「変化」になれる。
趣味 / 休日の過ごし方など: テレビを捨てて、携帯を持たないで過ごす時間を大切にすることです。今の技術を使わないように過ごし、リフレッシュすることを心がけています。