千葉大学大学院理学研究院

久德浩太郎教授

重力波宇宙物理学の理論研究。観測された重力波を理論的に解釈し、天体や宇宙の性質を調べたり、物理法則自体を調べたりすることを目標としている。特に今は強重力天体が主な重力波源であり、例えばブラックホール周囲の時空構造や、中性子星を構成する高密度核物質の性質を研究している。

最近関心を持っているテーマ:
QCD相構造、超大質量ブラックホール連星合体、重力波による暗黒物質探査、Hawking放射の観測
研究 / 人生におけるモットー:
物理の役に立つ研究をする・誰でも思いつく研究をしない
趣味 / 休日の過ごし方など: 自分の研究に関係のない勉強、楽器演奏

名前: 久德浩太郎 / キュウトクコウタロウ研究者情報

部署: 千葉大学大学院理学研究院

職名: 教授

キーワード: 宇宙物理学、高エネルギー天体物理学、重力波、重力、一般相対論、ブラックホール、中性子星、数値相対論

関連ウェブサイト: Webpage of Koutarou Kyutoku (久徳浩太郎)

所属学会情報

理論天文学宇宙物理学懇談会
日本物理学会

報道出演関連 ・掲載一覧 ／その他

【メディア出演など】
＜新聞＞

2024年4月19日　科学新聞『令和６年度科学技術分野の文部科学大臣表彰』
2018年1月11日　東京読売新聞夕刊『［宇宙を見る　天文最前線］（上）超巨大ブラックホールを撮影せよ（連載）』

＜web記事＞

2018年11月21日 Optronics 『KEKら，中性子星合体による偏光のメカニズムを提唱』
2017年10月17日日刊工業新聞『中性子星合体で重力波、米欧装置が初検出—重い元素の生成裏付け』
2014年7月18日 HPC wire JAPAN 『理研、鉄より重い元素の起源を数値シミュレーションで解明』
2014年7月18日日刊工業新聞電子版『京大・理研、金やウランの起源を数値解析で解明−中性子星合体の可能性』
2014年7月17日 OPTRONICS ONLINE 『理研ら，金やウランなどの重い元素は中性子星の合体で作られた可能性が高いことを発見』

＜プレスリリース＞

【受賞歴】

2024年文部科学大臣表彰若手科学者賞文部科学省
2024年 APS Outstanding Referee, American Physical Society
2021年第14回日本物理学会若手奨励賞日本物理学会

【書籍】

柴田大、久徳浩太郎著『重力波の源 (Yukawaライブラリー 1)』　朝倉書店2018
Koutarou Kyutoku. The Black Hole-Neutron Star Binary Merger in Full General Relativity: Dependence on Neutron Star Equations of State. Springer Theses 2015

久德 浩太郎 教授

久德浩太郎教授