千葉大学大学院薬学研究院

鈴木博元助教

研究テーマは新規放射性医薬品の研究開発です。分子内に放射性同位元素を含む医薬品が放射性医薬品です。患者に投与された放射性医薬品が、がんに集まれば、そこから放出される放射線を利用して核医学画像診断や核医学治療が実施できます。体の中で放射線は常に出続けるので、がん以外の組織には集まらない安全性の高い放射性医薬品の開発を目指しています。

最近関心を持っているテーマ: アスタチン-211を利用した放射性医薬品による核医学治療、金属放射性同位元素の錯体化学
研究 / 人生におけるモットー: 継続は力なり、面白いと思った研究はとことん突き詰める
趣味 / 休日の過ごし方など: サッカー（最近は専ら観戦のみ）、家族と過ごす

名前: 鈴木博元 / スズキヒロユキ研究者情報

部署: 千葉大学大学院薬学研究院

職名: 助教

キーワード: 放射性医薬品、放射性薬剤、核医学治療、標的α線治療、分子イメージング、PET、SPECT、アスタチン、放射性ハロゲン、放射性金属、抗体、抗体フラグメント、ペプチド、セラノスティクス

関連ウェブサイト: 大学院薬学研究院分子画像薬品学研究室

所属学会情報

日本分子イメージング学会
日本核医学会
日本薬学会

報道出演関連 ・掲載一覧 ／その他

【メディア出演など】
＜新聞＞

2021年12月17日日経産業新聞『転移がん、アルファ線で狙い撃ち、正常な組織・臓器は傷つけず（NextTech2050）』

＜web記事＞

2023年9月6日 PHARMIWEB.COM “Novel Molecular Design for Enhanced Efficacy and Safety in Radiotheranostics”
2023年9月6日 Phys.org “Novel molecular design for enhanced efficacy and safety in radiotheranostics”
2023年9月6日 Express Healthcare Management “Novel Molecular Design Enhances Efficacy and Safety in Radiotheranostics”
2022年2月4日日経メディカルオンライン『リポート◎α線内用療法の実現に向けて周辺技術の開発も進む α線内用療法薬の体内動態が見える日が来る体内動態が安定で簡便な標識法も登場』
2021年12月20日日本経済新聞電子版『転移がん、アルファ線で狙い撃ち　正常な組織は傷つけず－Next Tech2050』
2021年11月2日 QLifePro 『生体内で安全に、安定して機能する「アスタチン-211標識法」を開発－千葉大ほか』
2021年10月29日日経バイオテク『大阪大、生体内で安定して機能するアスタチン-211標識法を開発』

＜プレスリリース＞

2023年９月 “Novel Molecular Design for Enhanced Efficacy and Safety in Radiotheranostics”
2021年10月『生体内で安定して機能するアスタチン-211 標識法を開発』

【受賞歴】

2022年物理系薬学部会奨励賞日本薬学会
2014年第15回放射線プロセスシンポジウムポスターセッション優秀賞（一財）放射線利用振興協会

【委員歴】

2022年 – 現在日本アイソトープ協会放射線標的分子探索専門委員会委員

【特許】

特願2020-514375『修飾抗体、および、放射性金属標識抗体』 2020
特願2019-569541『放射性医薬』 2019
特開2019-085344『放射性フッ素標識化合物』 2019
特願2019-545585『放射性薬剤』 2019