千葉大学 大学院人文科学研究院
私たちはみな自分の人生を気にして、〇〇したほうが(あるいはしないほうが)よいだろうかと考えながら生きていますが、このとき私たちは何を考えているのでしょうか。数学の問題を解こうと考えるときのように、人生も考えればよい答えが見つかるのでしょうか。私は、人生について〈考える〉とは何なのか、何がどういう理由で〈よい答え〉とされるのか、そういうことに西洋哲学・日本哲学・科学哲学・応用倫理学の観点から取り組んでいます。
最近関心を持っているテーマ:
大学院生の頃、所属先では毎年年度初めに顔合わせ会がありました。初めての自己紹介で「多分、倫理学という分野に含まれる事柄に関心があるのだと思います」と言ったのですが、結局修了するまで毎年同じ事を言い続けました。いまだに同程度のことしか言えず、多分、倫理学というものに関心があるのだと思います。そして最近では、どうも、人間として望ましい生き方を叶える人柄にそなわるものとして、洋の東西を問わず古代から提唱されてきた「徳(アレテー)」という考え方に関心があるのだと思うようになりました。
研究 / 人生におけるモットー:
スタンディングデスクでできることはスタンディングデスクで。
趣味 / 休日の過ごし方など:
何も趣味がないので昔は困っていましたが、長子の生まれた13年程前から休日は育児等に追われるようになりました。下の三人の子たちのことを考えるとあと15年くらいは育児に追われることになりそうなので、無趣味でよかったと今では思えるようになりました。子育てが終わる頃にはだんだん定年が見えてくるはずなので、その時までには趣味を見つけられればいいなと思っています。
【メディア出演など】
<web記事>
<プレスリリース>
【受賞歴】
【委員歴】
【書籍】