千葉大学大学院工学研究院

山田泰弘准教授

炭（炭素材料）には、古くから知られる黒鉛や活性炭に加え、ナノカーボン（グラフェンやカーボンナノチューブ）などがあります。これらの性能を向上するためには、炭素以外の元素などを導入する必要がありますが、その構造は複雑でした。そのため、炭の構造制御と構造解析技術の確立に加え、構造制御された炭の応用研究を行っています。

最近関心を持っているテーマ: 高性能を示す炭素材料の謎を解明
趣味 / 休日の過ごし方など: 子どもと外出

名前: 山田泰弘 / ヤマダヤスヒロ研究者情報

部署: 千葉大学大学院工学研究院

職名: 准教授

キーワード: 炭素材料、構造制御、構造解析、計算化学、カーボン触媒、新規炭素繊維、燃料電池電極、ナノカーボン材料、グラフェンナノリボン、グラフェン、分光分析（XPS、IR、Raman）、炭、5員環、7員環、窒素、酸素、量子化学計算、反応分子動力学計算

関連ウェブサイト: Carbon Materials' Group

所属学会情報

炭素材料学会
酸化グラフェンナノシート学会
触媒学会
日本化学会
The American Carbon Society

報道出演関連 ・掲載一覧 ／その他

【メディア出演など】
＜新聞＞

2024年3月1日科学新聞『令和５年度東レ科学技術賞、東レ科学技術研究助成、東レ理科教育賞を決定』
2024年1月30日読売新聞鹿児島版『炭の構造制御・解析の技術に迫る』
2016年10月12日化学工業日報『ＴＩＡかけはしプロ、白金フリーカーボン触媒ワークショップ』

【受賞歴】

2023年学術賞炭素材料学会
2016年先進科学賞千葉大学
2016年 The Brian Kelly Award, The British Carbon Group, Royal Society of Chemistry
2014年研究奨励賞炭素材料学会

【委員歴】

2014年-現在酸化グラフェンナノシート学会運営委員
2015-2022年炭素材料学会雑誌「炭素」編集委員

【書籍】

山田泰弘著「応用編 1 章無機材料 3 節炭素材料」澤田嗣郎監修、小澤岳昌、北森武彦その他１３名編著『先端の分析法第2版―Cutting-edge Analytical Techniques 2nd Edition―』株式会社エヌ・ティー・エス 2022
山田泰弘著「第１編炭素化と炭素材料の新展開、1 炭素材料の構造制御と構造解析」木島正志その他１６名著『炭素材料の研究開発動向 2021』 CPC研究会 2021
山田泰弘著「Ｘ線光電子分光分析による炭素材料の構造解析」『炭素材料科学の進展日本学術振興会炭素材料第117委員会七十周年記念誌』大阪電気通信大学 2018
山田泰弘著「第１編炭素材料の最新解析技術、3 Ｘ線光電子分光分析と計算を利用した炭素材料の欠陥構造解析」藤田和宏、塩谷正俊その他13名著『炭素材料の研究開発動向 2016』 CPC研究会 2016

【特許】

特許第7442133号『ベーサル窒素を選択的に導入した含窒素炭素材料およびその製造方法』 2024
特許第7426216号『炭素材料の製造方法および炭素材料』 2024
特許第7407422号『フラン環を選択的に導入した含酸素炭素材料の製造方法』 2023
特許第7215673号『炭素材料膜及びその製造方法』 2023
特開2020-200435 『抗酸化剤および抗酸化剤用炭素材料の製造方法』 2020

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